6月もあと半分になりました。
中国地方も梅雨入りし、ジメジメとした季節がやってきました。
植林が一段落し、7月の下刈りが始まるまで原作間伐(かんばつ)作業中です。
全伐が木をすべて伐るのに対して、間伐は木を間引くために伐ります。
今やっている間伐は3割間伐といって、ある面積あたりの立木の3割を伐って(間引いて)、7割を残すという方法です。
こうすることで、木と木の間に空間が生まれ、山に光が差し込むようになり、枝と枝がぶつからないようになります。そうして、太く真っ直ぐな木を育てていきます。
果物や野菜を育てるのと全く同じ感覚です。
ただ、植えてから収穫までが何十年とかかるため僕らが今伐っている木は何十年も前に昔の人が植えたものです。
伐るだけが林業ではなく、植林してそれを育てていく(育林といいます)こともまた林業です。
ええ事言ったなぁ〜✨
話は変わりますが、この前地拵えの作業中に珍しいものを見ました。
円形の虹です。
ハロ現象といって珍しい気象現象みたいです。
それだけでもすごいですが、下の写真はハロ現象+飛行機雲+筋雲というさらに珍しい状態です。
すごくありがたい事が起きるのかと思えばこのハロ現象、天気が下り坂になる兆候なんです。
虹も消えるとすぐに曇ってきて翌日は雨でした。
6月は雨との戦いです。
そして、長い梅雨が明ける頃には新人研修という長い戦いが待っているのです…。